
進研ゼミを続けていると
「これって本当にうちの子に続けられるのかな」
「うちには向いてないかも」
そんな風に思うこと、ありませんか。
我が家も何度もそう感じました。
子どもって毎日同じ気分じゃいられません。
やる気がある日もあれば、「今日は絶対にやりたくない!」という日もある。
そんな子どもの気持ちに親も振り回されて、つい「なんでやらないの?」「早くして!」とイライラしてしまうことも。
そして毎月届く教材がどんどん溜まっていくのを見て
「これ、続ける意味あるのかな」
「もう辞めちゃおうかな」
と本気で悩んだことも何度もありました。
親の理想を押し付けてなかったかな

進研ゼミを続ける中で、一度立ち止まって考えたのは
「自分は子どもに完璧を求めすぎていないかな」ということでした。
100%きちんと全部こなせる子なんて、きっと少数派です。
もちろん全部やってくれたら嬉しいけど、それを押し付けると、親も子もどんどんしんどくなってしまいます。
実際、「もうやりたくない」「無理だよ」「なんでこんなにあるの?」と泣きそうになることもありました。
「完璧じゃなくていい」と思うようにした
それでも我が家が辞めずに続けられたのは
「完璧じゃなくていい」
「ちょっとでもやれたら上等」
という考え方に変えたからでした。
全部きれいにやることを目標にするんじゃなく、
「今日はここまでできたね、偉いね」
「この問題分かったんだ、すごいね」
と、少しの進歩を一緒に喜ぶようにしました。
すると私のイライラが減って、子どもも少し気持ちが楽になったように思います。
親ができるのは「勉強しやすい環境をつくること」

▼ お子さんの学年に合わせた続け方もまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
もちろん、放っておけばやらない日もあります。
でも「仕方ない」で終わらせるんじゃなくて、「どうしたらやりたくなるかな?」を考えるようにしました。
我が家でやってみた工夫を紹介します。
・一緒に机に向かう時間を作る
「やりなさい」と子どもだけに言うんじゃなくて、親もそばで本を読んだり仕事をしたり。
「今は勉強する時間だよ」という雰囲気を一緒につくりました。
・自分で予定を立てさせる
「今日は何時から何をやる?」と子ども自身に考えさせて予定を決めさせました。
自分で決めることで「やらされてる感」が減り、ちょっと気分が乗りやすくなりました。
・やる気がありそうなタイミングで声をかける
疲れているときに「やろうよ」と言っても逆効果。
機嫌がいいとき、元気なときに「今ちょっとだけやってみようか」と声をかけました。
・今日は無理そうだなと思ったら諦める
正直、一番大事だったのは「諦める」ことかもしれません。
「今日はもう無理だね」「じゃあ明日にしよう」と親も潔く引く。
無理にやらせて泣かれた日もあったので、意識して「休む日」を作るようになりました。
進研ゼミを辞めなかった理由

正直、教材が溜まっていくと「無駄じゃない?」「意味あるのかな」と不安にもなりました。
でも進研ゼミを続けて良かったなと思うのは、「毎月の教材を全部こなすこと」が目的じゃないと気づけたからです。
一番の価値は「家庭学習を習慣にするきっかけになること」。
もし進研ゼミをやっていなかったら、家で勉強する習慣はほとんどつかなかったと思います。
「今日はできなかったね」「でも明日やろうか」と話すきっかけをくれたのが、進研ゼミという仕組みでした。
親も「どうしたらやれるかな」を考えるようになったし、子どもも「今日はどこまでやる?」と意識するようになりました。
進研ゼミを続ける意味

全部完璧にやらなくても、少しでも進められたらOK。
やらない日があっても大丈夫。
でも、いつか「家で勉強するのが当たり前」になる習慣を作るために、進研ゼミはすごく役立つツールだと思います。
いずれは自分から自主的に家庭学習をする力が必要になります。その土台を作る大切な時期が小学生だと思います。
完璧じゃなくてもいい。
進研ゼミを通じて「どうやったらできるかな」を親子で話す時間を持てること。
それ自体が大切な価値だと感じています。
こんなご家庭におすすめ
・「やりたくない」「続けられない」と言いがち
・親子でイライラしがち
・完璧主義でつい追い込んでしまう
・家庭学習の習慣をつけたい
進研ゼミは、親も「完璧じゃなくていいんだ」「続けることが大事なんだ」と気づかせてくれる教材だと思います。
まとめ:辞めたくなるのは普通。それでも続ける価値がある

「もう辞めようかな」と思うのはどの家庭でもあると思います。
でも少し考え方を変えるだけで、進研ゼミを続ける意味はすごく大きく変わります。
・完璧じゃなくていい
・少しでもできたらOK
・親子で「どうしたらやれるかな」を一緒に考える
我が家では進研ゼミがあったおかげで、家庭学習が少しずつ習慣になりました。
もし「もうやめようかな」と思っている方がいたら、ぜひ一度「続ける理由」も考えてみてほしいです。
▼ 学年別に「どう関わるか」もまとめています。お子さんに合わせた声かけや進め方の参考にしてみてください。
進研ゼミの公式サイトもぜひチェックして、どんな教材なのか改めて見てみるのもおすすめです。
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